Enter キーを押して検索するか、ESC キーを押して閉じます

最終更新: 2023年5月23日

本当に勝てるのか?逆マーチンゲール法(バーレー法)を検証してみた

バーレー法は、逆マーチンゲール法という名前でも呼ばれている、カジノ必勝法の一つです。複数のギャンブルで使うことができ、少ない投資金額で大勝ちを狙う攻略法となります。

逆マーチンゲール法の詳しい手順を、こちらのページで解説していきます。

逆マーチンゲール法(バーレー法)とは

逆マーチンゲール法の呼称からわかるように、有名なギャンブル必勝法としてマーチンゲール法というものも存在します。これとは逆の手法を取る、と考えると理解しやすいでしょう。

マーチンゲール法は、負けたら次のゲームではベット額を倍にする投資方法です。それに対し、バーレー法は勝ったら次のゲームでベット額を倍にします。つまり、勝った分のチップをそのまま次のゲームにベットする投資方法となります。

FXなどの投資でも使用されることがある手法です。簡単に言うと二択の勝負を迫られるため、バイナリーにも通じるものがあり、ギャンブル性が高いです。

逆マーチンゲール法(バーレー法)の手順

わかりやすく1ドルで始めてみましょう。カジノの種目は、例としてルーレットを選びます。ベット方法は赤黒にします。これは一番勝率の高い賭け方のうちの1つです。

最初のゲームで勝つと、1ドルは倍の2ドルになります。そして次のゲームでは2ドルをそのままベットし、勝てば4ドルになるので、その4ドルを賭けてさらに勝負を行います。

このように、勝つたびにチップは倍に増えていきます。もちろん負けてしまえばそこで終了です。負けたゲームの次のゲームは、賭け額を1ドルに戻しましょう。以上がバーレー法の手順です。

言わずもがな、延々と勝ち続けることは理論上できません。あらかじめ「勝ち越した時点で終わり」「5連勝したら終わり」など、目標をつくっておくことを推奨します。このように、どこかで終了地点を定めることが重要です。

逆マーチンゲール法(バーレー法)をやってみた結果……

実際にバーレー法(逆マーチンゲール法)をやってみました。種目はルーレットで赤黒勝負です。

まずは赤に1ドルベットします。結果はこちら。

なんといきなり0の洗礼を受けてしまいました。ハズレです。気を取り直してもう1度チャレンジします。もう一度1ドルから。次は黒に賭けてみます。結果はこちら。

やりました。黒の29に玉が入賞したため1ドルが2ドルに増えます。この2ドルをそのまま次ゲームにベットしましょう。次は赤に2ドルのベットです。結果がこちら。

またもや当たり。2ドルが4ドルになります。さらにこの4ドルを次ゲームに全額ベットします。もう一度、赤を狙ってみましょう。結果はこちら。

なんと、前回とまったく同じ赤の1に入賞。さらにチップが倍になります。このあたりからドキドキしてきますね。次ゲームも続行、8ドルを赤から黒に移してのベットです。

きました!黒の17に入賞したため、チップは一気に16ドル。1ドルスタートなので、随分と増えています。もう一回くらいはいけそうな気がしますので、16ドルを黒から赤に動かして全額勝負です。赤に入れば32ドル……結果はこちらです。

無情にも玉は黒の26に入りました。結果、得たチップはゼロです。

検証結果

今回の検証結果では、残念ながらトータル2ドルのマイナスになってしまいました。しかし、一時は16ドルまで膨れ上がった点も見逃せません。

16ドルの時点で手仕舞いにできれば、大成功だったのでしょうが、それは結果論でありバーレー法(逆マーチンゲール法)の難しい面でもあります。

逆マーチンゲール法(バーレー法)のメリット

バーレー法(逆マーチンゲール法)のメリットは、少ない初期投資で多額の利益を得られる可能性があることです。勝つことで得たチップが次のゲームのベット額となるので、少額の資金で突き進むことができます。

逆マーチンゲール法(バーレー法)のデメリット

ある程度の金額を確保するまで、試行回数が必要とされる点が、バーレー法(逆マーチンゲール法)のデメリットです。

たとえ勝率が50%だとしても、連勝し続けることは難しいものです。さらに、勝ち金全部を次のゲームに賭けることで、一度でも負けてしまえば、それまでの勝ちはすべてなくなってしまいます。

1ドルからスタートして5連勝すれば手元には16ドル。6ゲーム目の勝負に出て16ドルを一挙に失った際に「元は1ドルだったから」と前向きに考えることができないのであれば、バーレー法には向いていないのかもしれません。

逆マーチンゲール法(バーレー法)を使うならどのゲーム?

バーレー法(逆マーチンゲール法)が本領を発揮できるギャンブル種目は、できるだけ高い勝率になるものです。約50%の勝率となるルーレットの2倍狙いや、バカラ、ブラックジャックなどが挙げられます。

最初は余計なオプションをつけず、セオリー通りに今回説明した攻略法を実践してみてください。自己流のアレンジを加えるのは慣れてから。本来のバーレー法が持つメリットを引き出すことができません。

シンプルなルーレットの2倍狙い(赤黒、偶数奇数)から始めてみてはいかがでしょうか。

グランバーレー法とは

バーレー法(逆マーチンゲール法)を強化したものを、グランバーレー法といいます。バーレー法では勝ちの場合の賭け金額を倍にしてベットしていました。グランバーレー法では、2倍プラス1の金額をベットします。

1ドルから始めると、次ゲームのベットは3ドルに。このゲームを勝つと次は7ドルのベット……といった賭け方になります。

バーレー法では、連勝が途切れても負けは1ドルにすぎませんでした。それに対し、グランバーレー法では勝てば勝つほど、リスクも増加します。その分、連勝した時の見返りも大きいので、ハイリスクハイリターンの投資方法だといえます。

バーレー法も十分に強力な攻略法ですが、さらに大きな勝ちを狙う際にはグランバーレー法の活用も検討してみましょう。ただし、バーレー法に慣れてから、グランバーレー法に挑戦してみてください。

逆マーチンゲール法を攻略すれば敵なし!

バーレー法(逆マーチンゲール法)は、少ない初期資金で大勝ちを目指すことが可能です。

勝率自体はさほど高くはありません。さらに、手仕舞いのタイミングも難しい攻略法です。

向き不向きが明確に分かれる攻略法であるともいえるでしょう。必ずバーレー法を実践しようとするのではなく、ギャンブルでの選択肢の1つと考えておきましょう。

オンラインカジノならば手軽にバーレー法を試すことができます。興味がわいたら、ぜひ実践してみてくださいね。

公開済み: 2023年5月23日

翔平 コンテンツライター

1988年生まれ 神奈川県横浜市出身 ヨーロッパのオンラインカジノとスポーツブック運営会社での勤務経験を経て「Best Japanese Casino」の専属ライターへ。自身もスポーツベットを中心に複数のサイトを利用している現役プレイヤー。運営スタッフとして、さらにプレイヤーとして両方の目線で様々なオンラインギャンブルサイトを調査、分析し読者の皆さまに分かりやすい記事をお届けしています。 趣味は、サッカーを中心にスポーツ観戦全般とテーブルゲームです。好きなゲームはブラックジャック。最近のお気に入りは『Samurai Studio Japanese Blackjack』(サムライスタジオ・ジャパニーズ・ブラックジャック)です。