Enter キーを押して検索するか、ESC キーを押して閉じます

最終更新: 2023年5月25日

ギャンブルをする人7タイプ|ギャンブラーのタイプを見極めよう

ギャンブルをする人は7つのタイプに分けられる?あなたはどのタイプのギャンブラーでしょうか?

 ギャンブルには様々な種類が存在します。ポーカースロット、オンラインカジノ、競馬など・・ギャンブルの種類だけでなくギャンブルをするプレイヤーにも様々な種類がいることがわかりました。

 最新の研究ではギャンブラーは皆同じではないことが判明しています。研究者たちはそれぞれのギャンブラーのタイプを7種類に分けており、それぞれのギャンブラーの行動や振る舞いによってどんなタイプかに分類しています。さらに加えてこれらの異なるギャンブラー達は異なった技術を持っているとか。

 あなたはどんなギャンブラーに分類されるのでしょうか?

タイプ1.プロフェッショナルギャンブラー

 フィル・アイビーやダニエル・ネグラヌはプロポーカープレイヤーとして有名で、ギャンブルで財産をなしています。こういったプロのギャンブラーの収入はギャンブルであるため直観的な行動をとることはありません。素早くオッズを計算し、勝つための統計に全幅の信頼を置いています。

このタイプに分類されるギャンブラーは人並み外れた忍耐力と、負けた時にも動じない能力を保持しています。また、スキルを必要とするギャンブル、幸運だけに頼らない種類のギャンブルを常に選択します。プロのギャンブラーをメディアで発見するのは簡単。

彼らはセレブとしても有名でその生活を楽しんでいます。もう一つ大きな特徴はこのタイプのギャンブラーは決してギャンブルに対して依存症にはなりません。常にオッズを意識し、最高の機会を狙い、持ちうる限りの経験とスキルを使って大勝利をつかみます。

タイプ2.カジュアルギャンブラー

このタイプのギャンブラーはギャンブル関係のイベントやオンラインカジノ、ランドカジノで多く見かけられます。彼らは基本的に友人たちと行動を共にし、気晴らしや娯楽を目的としてギャンブルにいそしみます。このタイプのギャンブラーは依存症にはなりません。また、ギャンブルに振り回されて個人的、職業的な義務を放棄することもありません。

 あくまでもギャンブルを娯楽とみなし、ギャンブルに投資する時間や金額をセッティングしています。常に他の人々とギャンブルを楽しむことを目的としています。つまり、スロットマシン等の一人でプレイするギャンブルを何時間も一人でプレイしたり、贔屓のサッカーチームに一人で賭けていたりすることはありません。プレイの頻度が一貫していないのも特徴です。

タイプ3.シリアスギャンブラー

 彼らは娯楽やリラックスを得るためにギャンブルに興じます。このタイプのギャンブラーはカジノやその他のギャンブルイベントに長く滞在することもありますが、義務を怠たり、常に持っている習慣を崩すことはありません。自分のことや家族のこと、職務などの責任を常に重要視しています。ただし、ギャンブルに費やす時間は意外にも長く、周りの人々からは依存症として判断されていることもあります。

タイプ4.エスケープギャンブラー

 一般的に人がお酒やクスリに頼るとき、それは不安や鬱など感情的に苦痛を感じているときではないでしょうか?こういった状況から逃げ出すためにギャンブルを行う人たちのことをエスケープギャンブラーと呼びます。彼らにとってギャンブルは陶酔を得るためのものというよりは治療として意味を成しています。しかし、彼らはタイプ7に分類される脅迫ギャンブラーとは区別されます。

 エスケープギャンブラーがギャンブルをしなくてはならないという衝動を得る時、それは感情の乱れに直面した時です。彼らはこういった感情の混乱を他の方法で抑えることができれば、一般的にギャンブルを辞めてしまいます。様々な問題に対面しながらギャンブルをする習慣を管理するには、心理療法が助けになると言われています。しかしながら、エスケープギャンブラーは感情が問題点であるため、ギャンブルに挑んでも判断力に欠け、短時間で大金を失うことが多く、金銭的な問題を抱えていることが多く指摘されています。

タイプ5.パーソナリティーギャンブラー

ギャンブラー

 パーソナリティーギャンブラーと呼ばれる人々はギャンブルを違法に利用して利益を得ようとする人たちのことを指します。彼らを見つけることは非常に難しく、こういった人々がいる場所によく出入りしていない限り出会うことはないでしょう。彼らが好むのは競馬などのスポーツイベントで時間を費やすことで、カジノのポーカーテーブルで勝利をおさめていたり、スロットを回したりしていることではありません。またはプライベートルームで開催されるポーカーに参加していたりすることもあり、そこではマーキングされたカードを不正に利用していたりします。

 彼らの全てがギャンブル依存症とは限りません。彼らの中の多くの人は自分が行った違法行為をギャンブル依存症に転嫁し、乱用しようとしています。こういったパーソナリティーギャンブラーには注意すべきです。サッカー選手DjキャンベルはブラックバーンFCに所属しているとき、八百長を行ったことで告発されています。ポーツマスFCに所属のサム・ソジェが、チャンピオンシップでイエローカードを貰えば数万ポンド得られると唆したようです。これがパーソナリティーギャンブラーの一つの例でしょう。こういった行為を行っているギャンブラーを見つけたら関わらないことがベストです。

タイプ6.保守的ギャンブラー

 こういったタイプのギャンブラーは一般的にお金を儲ける為ではなく体験を得るためにギャンブルに興じます。常にギャンブルにかける予算を設定し高ステークスや高リスクを伴わないライトなゲームを選択します。そもそもギャンブルに興味があるわけではないので、ハマってしまうようなこともありません。保守的ギャンブラーはよく低ステークスのテーブルゲームや低額ベットですむスロットマシンの辺りをうろついています。常に新しいゲームや新しいカジノを発見し、新しい経験を得ることが大好きなのです。

 一般的にはカジノのある国でカジノを訪れる観光客がこれに当てはまります。カジノが合法でない国にすんでおり、自らの新しい経験のためにカジノが合法である他の国に旅行し、カジノを観光ルートの一端に加えます。これらのギャンブラーは斬新な経験を得るためにわずかなお金を持って、ひと時の経験としてギャンブルを楽しみます。

タイプ7.強迫ギャンブラー

 読んで字のまま、このギャンブラー達はギャンブルをしたい衝動をコントロールできません。すでに強迫的な習慣として根付いており何度もやめることにチャレンジしますが成功することはありません。そしてそのことに諦めてしまい暴走します。

 強迫ギャンブラーは他の何よりもギャンブルが最優先。自身の健康に対しても無頓着です。さらに、他のアルコール中毒などの依存症を併発することも多く見られます。強迫ギャンブラーの行為は常に衝動的で日常においても安定した仕事に就くことができません。彼らを見つけることは簡単で、多くは金銭トラブルを持つ人たちの多くがあてはまります。

 彼らの特徴は未払いの債務を払うための嘘や事実の隠蔽です。バルセロナ大学病院で行われた最新の研究では強迫ギャンブラーをさらに4つのタイプに分類しています。

  • 感情的に不安定、高度な混乱状態
  • アルコール依存症
  • 社会不適合者
  • 世界的適合人物

 この中でも三つめの社会不適合者の治療は最も困難とされています。この社会不適合者はリハビリを受け、ギャンブルから遠ざかっていたにも関わらずいずれ再発し、反社会的行為や分裂症状を起こすことがあります。だからといってその他の強迫ギャンブラーが簡単に治療できるということではありません。どのタイプに置いても、このギャンブルの悪習慣を乗り越えるには周囲の支えと自身のモチベーションがとても重要です。

ギャンブルは自己責任

 アメリカの俳優、ベン・アフレックは、2011年にギャンブル依存症のリハビリを受けました。その他にも、NBAのチャールズ・バークレーも強迫ギャンブラーとして有名です。

 短い時間で多くのお金を稼いでしまえるギャンブル、一方一瞬で大金を失ってしまうこともあります。ギャンブルと私生活、仕事に一線を引くことはとても大切です。もし今あなたがギャンブルにハマっていないと考えていても十分に注意し責任をもってギャンブルに挑みましょう。自分は大丈夫と思っていてもいつのまにか入れ込んでしまい気づいたら持っているすべてを台無しにしているかもしれません。

 7つのタイプのギャンブラーで何らかのギャンブルによるトラブルを抱えている場合、またはそんな人物を身近に見かけた場合は、なるべく早く医学的または心理的専門家の助けを借りましょう。ギャンブル依存症とはそもそも「病気」です。風邪のようにいつ誰がかかってもおかしくないのです。とにかくギャンブルをやっていないとイライラ、そわそわして居ても立っても居られない状態になります。ギャンブル依存症に対して自己責任という風潮がある以上周囲にも依存症は理解しがたくただのだらしのない人と考えがちです。いくら周囲が勝てないよ、と説教をしてみても、実は本人にもわかっているものです。しかし、そんな言葉をかけられることで、この人にはわかってもらえないと悪循環にハマるのです。周囲の人間は正しい知識をもち、専門家に頼ることが何よりも大切です。ギャンブル依存症になる人は弱音を吐けない性格に人が多いとも言われています。そしてストレスを貯めてしまいます。ギャンブル依存症の人にとってギャンブルはそのストレス発症の手段でもあるのです。ただし、悪いストレスの発散の方向ですが。

ギャンブルは人によっては楽しいストレスの発散、社交の場ともなり得る素晴らしい娯楽です。上記のタイプを読んで自分がどのタイプに近いか、一度考えてみるのも一つの予防になるのではないのでしょうか。

ギャンブルは周囲の声にも耳を傾け節制を持って楽しみましょう。

公開済み: 2023年5月25日

翔平 コンテンツライター

1988年生まれ 神奈川県横浜市出身 ヨーロッパのオンラインカジノとスポーツブック運営会社での勤務経験を経て「Best Japanese Casino」の専属ライターへ。自身もスポーツベットを中心に複数のサイトを利用している現役プレイヤー。運営スタッフとして、さらにプレイヤーとして両方の目線で様々なオンラインギャンブルサイトを調査、分析し読者の皆さまに分かりやすい記事をお届けしています。 趣味は、サッカーを中心にスポーツ観戦全般とテーブルゲームです。好きなゲームはブラックジャック。最近のお気に入りは『Samurai Studio Japanese Blackjack』(サムライスタジオ・ジャパニーズ・ブラックジャック)です。