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最終更新: 2023年7月19日

オンラインカジノの税金と知っておきたい注意点

オンラインカジノの勝ち金って税金はかかるの?!

なんなら脱税って…できるの?

そんなあなたへの疑問に本記事では詳しくお答えしていきます。

日本円

オンラインカジノに税金がかかる理由

オンラインカジノ好きであれば必ず知っておきたいのですが、実はオンラインカジノで稼いだお金には税金がかかります。

なぜならばギャンブルで稼いだお金は日本の法律上で言うと一時所得」としてみなされるため課税対象となるからです。

[su_box title=”一時所得に分類されるもの” box_color=”#1459ba”]

  • 懸賞や福引きの賞金品、競馬や競輪の払戻金⇒オンラインカジノはこれに該当
  • 生命保険の一時金や損害保険の満期返戻金等
  • 法人から贈与された金品(社内行事の景品など)
  • 遺失物取得者や埋蔵物発見者の受ける報労金等

[/su_box]

オンラインカジノで稼いだお金は「懸賞や福引きの賞金品、競馬や競輪の払戻金」に該当するため課税対象となります。

しかしここでギャンブル好きの方であると「競馬でもパチンコでも税金払ったことないけど、何も言われたことない」…と思った方もいるのではないでしょうか。

確かに競馬やパチンコや宝くじなどの日本の公的なギャンブルに税金を払っているイメージはあまりないかもしれません。

実際問題として、きちんと払っている方も少ないと思います。

 

オンラインカジノだけ税金がかかる理由は?

それではなぜオンラインカジノは税金がかかるのでしょうか?

実のところを言うと、税金がかかっているのはオンラインカジノだけではありません。

もちろん競馬やパチンコなどの勝ち金にも税金は支払わなければならないのです。

しかし競馬やパチンコに関する脱税ニュースってあまり聞かないですよね。

理由は勝ち金の受け取り方法にあります。

パチンコや競馬はやったことのある人なら知っているとは思いますが、現金を直接受け取る方法となるため銀行に記録が残りません。

そうなってしまうと、税務署側は詳しくお金の流れを把握できないため取締が難しくなってしまっているという状態なのです。

※ちなみに宝くじの場合は予め税金が天引きされているようです。

一方でオンラインカジノの場合、現金を直接受け取るということはないですよね。

勝ち金を出金するためには、銀行や小切手など何らかの記録が残る方法しかありません。

きちんと納税しなかった場合、税務署側は容易の把握することができるため追求されてしまいます。

そのため(当たり前ですが)きちんと納税する必要があるのです。

 

オンラインカジノには確定申告が必要

これまでの流れでオンラインカジノの勝ち金の納税は必須!ということは分かりました。

しかし納税すると言っても、普段企業勤めの方はどうしたらよいのか分からないことも多いでしょう。

オンラインカジノの勝ち金は個人の収入とみなされるので、自分で確定申告を行うことで納税する必要があります。

 

納税のかかる時期と申告時期

そもそも税金の期間の考え方としては、その年の1月1日〜12月31日までの稼いだお金が対象となります。

そしてその期間の税金の申請は翌年の2月16日〜3月15日の間に確定申告をします。

確定申告は中々面倒な作業なので、ついつい後伸ばしにしてしまうこともありますが必ず早めに行うことがおすすめです。

なぜならば、この時期の税務署はとっても混雑しているからです。

後のばしにしがちなのは皆さん同じなので、この時期の税務署はギリギリになればなるほど激混みになります。

しかし反対に早めに済ませたい勢が2月16日の週に殺到しますので、2月下旬〜3月初旬あたりがおすすめということになります。

早め早めの行動を心がけましょう。

 

税金の算出方法

冒頭でもお伝えしましたが、オンラインカジノでの勝ち金は一時所得とみなされ課税対象になります。

一時所得の算出方法は下記の通りです。

[su_box title=”一時所得の計算” box_color=”#1459ba”]【一時所得】=【収入金額】―【支出金額】―【特別控除額(最高50万円)】[/su_box]

その人の1年の儲けから賭け金を引き、さらに特別控除額を引いた額を一時所得とします。

特別控除額があるので、50万円未満の設けの場合納税の必要はありません。

会社勤めの方は、給与以外に20万以上の収入があると確定申告が必要です。

そのため70万以上儲けていない人は確定申告をしなくても大丈夫です。

しかしここで注意しなければならないのが、【支出金額】に損失額は含まれないという点です。

例えば「3月20日に50万賭けて200万稼ぎ、3月21日に100万賭けて150万負けた」場合の支出金額は、50万円です。

一時所得の計算は、所得が発生したときだけに適応されます。

勝った時に支出しか【支出金額】にはなりません。ここが要注意ポイントです。

そのため1年のトータル収支ではないため、勝つ度に収支はなるべくこまめに記録しておきましょう。

 

確定申告に必要な書類は?

確定申告を行う際は、下記の書類が必要です。

支払調書は、オンラインカジノに直接問い合わせて貰うか、自分自身でプリントアウトしたり自分で付けた帳簿でも可能な場合があります。

[su_box title=”事前準備” box_color=”#1459ba”]

  • 源泉徴収票(企業勤めの場合、年末年始頃に企業から受け取る)
  • 支払調書(年末年始頃に、オンラインカジノ側から受け取る)
  • 経費の領収書(所得が300万円以下の場合は不要)

[/su_box]

これらの書類を準備すれば、後は普通に確定申告を行うのみです。

分からないことがあれば税務署の方に質問しましょう。

 

エコペイズは税金ばれない?

巷でエコペイズであればオンラインカジノでも税金が見逃される?といった噂がありますが、残念ながらそんなことはありません。

これは税務署側が厳しいという訳ではなく、オンラインカジノというシステムである以上、課税対象となる所得隠しは不可能であるからです。

オンラインカジノを楽しむ以上、きちんと税金は支払いましょうね。

 

オンラインカジノで得た利益に確定申告は必要なのか?

オンラインカジノって儲けたお金には税金がかかるので、場合によっては確定申告が必要になります。

ここではどのような場合にオンラインカジノで得たお金に確定申告をする必要があるのかご説明します。

確定申告の方法や、確定申告をしなくて済む方法についてもご説明するので、オンラインカジノをする人は参考にどうぞ。

 

ギャンブルで稼いだお金は一時所得なので税金がかかる

オンラインカジノをはじめギャンブルで稼いだお金には税金がかかります。

法律上、ギャンブルで稼いだお金は「一時所得」とみなされるので課税対象になります。

一時所得とは、突発的に発生した収入に対してかかる税金のことで、以下のようなものがあります。

  • 懸賞や福引の賞金品、競馬や競輪の払戻金
  • 生命保険の一時金や損害保険の満期返戻金
  • 法人から贈与された金品
  • 遺失物拾得者や埋蔵金発見者の受ける報労金

オンラインカジノをはじめギャンブルで稼いだお金は、上記の中の「懸賞や福引きの賞金品、競馬や競輪の払戻金」にあたるので、課税対象になります。

ギャンブルをしている人は「競馬やパチンコに税金を払ったことはないけど、何も言われていない」と思うかもしれません。

競馬やパチンコなどのギャンブルに税金を払っているという人はいないと思います。

他のギャンブルには金を払わなくていいのにどうしてオンラインカジノには税金を払わなければいけないのか、下記でご説明します。

 

オンラインカジノだけ税金を払わなければならない理由

実際はオンラインカジノ以外のギャンブルにも税金がかかっています。

競馬やパチンコなどのギャンブルにも本当は税金を払わなければなりませんが、払っていなくても咎められることはほとんどありません。

これは勝金の受け取り方に理由があります。

競馬やパチンコは勝金を受け取る時に現金で受け取るので、銀行などに記録が残りません。

こうなると税務署側はお金の流れを把握できないので取り締ることが難しくなるので、税金を払っていなくても見逃されているのです。

これに対してオンラインカジノは勝金を受け取る時は銀行振込などになるので記録に残ります。

そのため税務署側がお金の流れを簡単に把握することができ、納税しなければ咎められてしまうのです。

 

オンラインカジノで得たお金に確定申告が必要な場合

どのような場合にオンラインカジノで得たお金に確定申告をする必要があるのかご説明します。

 

オンラインカジノで得たお金が50万円を超えたら確定申告が必要

目安として、オンラインカジノで得たお金の合計が50万円を超えた場合に、確定申告が必要になります。

サラリーマンであれば、70万円までは確定申告をしないままの状態で受け取ることができます。

 

オンラインカジノで得た利益の計算方法

オンラインカジノをはじめ一時所得の計算方法は以下の通りです。

一時所得は、特別控除として最高50万円まで収入金額から差し引くことができます。

そのためオンラインカジノで得た利益が50万円以内である場合は確定申告をする必要はありません。

サラリーマンであれば、給与以外の所得が20万円以上の場合に確定申告をする必要があり、70万円までであれば確定申告をする必要はありません。

 

オンラインカジノで得たお金を確定申告する方法

オンラインカジノで得たお金を確定申告する方法についてご説明します。

 

確定申告の時期について

個人の所得には、その年の1月1日から12月31日までに稼いだお金が当てはまります。

5月1日にオンラインカジノを始めた場合には、5月1日からその年の12月31日までに稼いだお金が所得になります。

確定申告をする必要がある場合には、翌年の2月16日から3月15日までの間に税務署に申告しなければなりません。

1人で確定申告書を作成することが難しい場合には、税理士に依頼することもできます。

 

オンラインカジノの確定申告に必要な書類

オンラインカジノで得たお金の確定申告をする際に必要になる書類は以下の通りです。

  • 源泉徴収票
  • 支払調書
  • 経費の領収書

「源泉徴収票」は企業に勤めている場合は、年末年始に企業から受け取ることができます。

「支払調書」は年末年始ごろにオンラインカジノから受け取ることができます。

「経費の領収書」については、オンラインカジノのお金を得るためにかかった費用がわかる書類があれば準備しておきます。

 

オンラインカジノの経費は勝利金を得たときの賭け金のみ

オンラインカジノの経費となるのは勝利金を得たときの賭け金のみになります。

上記の計算式にある「支出金額(経費)」は、損失した金額ではなく、勝利金を得たゲームに賭けた金額のみです。

例えば、Aさんが100円賭けて、大当たりを引き当てて100万円になったとします。

ですがその後ゲームを続けて勝利金の100万円を使い切ってしまった場合にも確定申告しなければいけません。

この場合、支出金額は100円です。

手持ちのお金が0円になっていても、100万円に対してかかった税金を払わなければなりません。

 

オンラインカジノで確定申告をしないで済む方法

オンラインカジノで勝利金を得ても確定申告しなくていいケースがあり、それは以下の2つです。

 

オンラインカジノの勝利金が50万円以内である場合

オンラインカジノでの勝利金が50万円以内である場合には確定申告をしなくて済みます。

オンラインカジノには大当たりがあるので、勝利金を調整することは難しいですが、50万円以内であれば、確定申告の必要はありません。

 

オンラインカジノから勝利金の引出しを50万円以内にした場合

オンラインカジノから引き出す金額を50万円以内に収めた場合にも確定申告をしなくて済みます。

税務署は、オンラインカジノから個人の銀行口座に振り込まれた金額を課税対象とみなしします。

そのためオンラインカジノから引き出す勝利金の金額を50万円以内に収めれば、確定申告をする必要はないのです。

 

オンラインカジノの税金:まとめ

以上のようにオンラインカジノでの勝ち金には税金がかかり、個人での確定申告が必要です。

大きな額を儲けた時は、つい嬉しくてうかれがちですがきちんと記録を残し、翌年にはきちんと確定申告を行いましょう。

公開済み: 2023年5月25日

翔平 コンテンツマネージャー

1988年生まれ 神奈川県横浜市出身 ヨーロッパのオンラインカジノとスポーツブック運営会社での勤務経験を経て「Best Japanese Casino」の専属ライターへ。 自身もスポーツベットを中心に複数のサイトを利用している現役プレイヤー。 運営スタッフとして、さらにプレイヤーとして両方の目線で様々なオンラインギャンブルサイトを調査、分析し読者の皆さまに分かりやすい記事をお届けしています。 趣味は、サッカーを中心にスポーツ観戦全般とテーブルゲームです。 好きなゲームはブラックジャック。 最近のお気に入りは『Samurai Studio Japanese Blackjack』(サムライスタジオ・ジャパニーズ・ブラックジャック)です。

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