カジノの王様と名高いバカラは、近々日本にも作られるランドカジノだけでなく、ネットカジノの世界でも大人気のテーブルゲームとなっています。
全世界のオンラインカジノにバカラは存在し、高額のテーブルが用意されているカジノもあります。
要は、バカラの必勝法さえ知ってしまえば、どのカジノでも通用するということですね。
というわけで今回は、「バカラの必勝法」についてしっかり考えてみましょう。
目次
バンカーとプレイヤーの勝率は50%?
バカラの勝ち方を紹介する前段階として、バンカーとプレイヤーの勝率は五分五分ではないということを理解しましょう。ゲームの性質上、ほんのわずかであるものの、バンカー側が有利なんです。
その代わり、バンカーに賭けて勝つと、コミッションとして5%程度をカジノ側に取られることになります。まとめると、
- 勝ちやすいが賞金が少ないバンカー
- 勝ちにくいが賞金が高いプレイヤー
のどちらかで勝負することになりますね。この辺がバカラの微妙な面で、賭け手を悩ませます。
というのも、勝ちやすさは僅かの差でプレイヤーが連続して勝つことも珍しくないのです。
それならば、プレイヤーに賭け続ければ有利そうだ、となりますが、確率的にはバンカーはやや有利であるという点も捨て置けません。
なお、引き分けのケースでは、賭け金がまるごとかえってきますから、気にすることはありません。
「必勝」という考え方について
バカラは勝負の前に賭けを行い、2枚目以降のカードを引くかどうかも自動的に決定するゲームです。
つまり、勝負を自分でコントロールすることができないゲームなのです。
それゆえに、[su_highlight]バカラで勝ち続けることは困難で、バンカーが勝つか、プレイヤーが勝つかは、完全に運次第[/su_highlight]となります。正直に言って必勝法はあり得ません。
ここで見方を変えてみましょう。「必勝」ではなく「なるべく負けない」手段があるのではないか、と。
しかし、先に言っておきますが、この方法は徹底しないと意味がありません。欲をかいたら失敗しますし、時には損失が出ることもありえます。その点をよく理解して、参考にしてもらえればと思います。
- バカラの勝敗はコントロールできない
- 「なるべく負けない」手段を目指す
一方に張り続ける
バンカーあるいはプレイヤー、どちらか一方と決めて、ひたすらそちらに賭け続けるというのもひとつの手段となります。
ところが、バンカーとプレイヤーでは勝利パターンの賭け方が多少変化するため、注意してください。
バンカーに賭ける際は毎度、同じ賭け金の勝負でいきましょう。コミッションは取られるものの、確率的には有利であるため、長期戦でいけば勝率はあがります。
その一方で、プレイヤーに賭け続けるケースでは、確率としては不利になりますから、工夫が必要となります。
具体的には、何回かに一回だけ金額を少し上げるなどが挙げられます。3連敗したら金額を1.5倍に引き上げるといった感じで決めておくと、迷いなく勝負できます。
この際に大切なのは、長期戦を覚悟するということ。連敗が続き負けがこんできたから戦略を変えるという迷いのある状態では、元も子もありません。
あくまで最終的に「勝つ」ことを目指し、一貫して勝負を続けるというのが、勝ちへの近道といえるでしょう。
- どちらかにかけ続けるという手段も
- しかし長期戦を覚悟する
勝ったら即ヤメする勇気を
方法と大きく言ってしまいましたけれど、以下で紹介するのは特定の賭け方というよりは、心構えという方が適切でしょう。
そして、それはバカラに限ったことではありません。どのギャンブルにも共通する「負けない秘訣」のようなものだと捉えていただけたらと思います。
賭け方はお好みのやり方でかまいませんが、以下では簡易的にマーチンゲールを用いた場合を取り上げます。
バカラの戦略として紹介した通り、マーチンゲールの場合は絶対にプレイヤーに賭けます。スタートは1ドルとします。
- 1回目 賭け金1ドル バンカー(1ドル負け)
- 2回目 賭け金2ドル バンカー(3ドル負け)
- 3回目 賭け金4ドル バンカー(7ドル負け)
- 4回目 賭け金8ドル プレイヤー(1ドル勝ち)
ポイントはここです。この時点で1ドル勝ちとなっています。[su_highlight]ここでゲームを終わらせましょう。[/su_highlight]
は? と思う人も多いかもしれません。だって1ドルしか勝っていないのですから。
とはいえ、たった1ドルでも勝ちは勝ち。勝利を確定させることが何よりも大事といえます。
他にも、予め目標値を決めておき、そこまで勝ったらというやり方でも問題ありません。
注意点として、目標はあくまでも低めに設定してください。1ドル勝負なら10ドル勝ったら終了といった感じです。
同様に損失の限界も決めておきます。
1ドル勝負なら30~50ドル程度が妥当でしょう。この負け額に達してしまったら、問答無用でプレイをやめます。
さらに、バカラを遊ぶ時には、ライブカジノを選ぶのも、大事なポイントです。言うまでもなく、ライブでもそうでないケースでも、バカラのルールは同一です。
それでも、ライブのバカラにはツキの流れが生まれやすい傾向があるといえます。
ランドカジノの場合は、相手がプロのディーラーであるため、ツキはカジノ有利に働きがちですけれど、オンラインカジノでは、ディーラーがプロでないことも多く、こちらに有利な流れを生みやすいのです。
ベラジョンカジノやライブカジノハウスのように大量のライブゲームを設置しているカジノは特に狙い目です。ツイテいないディーラーを見つけて、積極的に狙いにいくというやり方も考えられます。
- 予め目標額(低め)を設定し、達成したら欲を出さずにやめる
- オンラインカジノではなるべくライブカジノでバカラを楽しもう
賭けの家計簿をつけてしっかり管理
1ドル勝ちの確定。これには大勝ちを夢見るたくさんの人が不満を持つでしょう。しかし、きちんと考えてみてください。この勝負であなたは負けてはいないのですよ。
たった1ドルの勝ちでも100回繰り返せば100ドルになります。10ドル勝ちなら1000ドルということです。
1回の勝負で100ドル勝つよりも、100回の勝負で100ドル勝つ。考え方をそう切り替えてみましょう。
さらに大切なポイントとして、しっかりと勝ち金(あるいは負け額)をメモするようにしてください。賭けの家計簿をつけておくということです。
カジノのキャッシャーを見ればわかるのではと考えてはいけません。自分でつけて目で見て管理することが重要なのです。
[su_highlight]今回いくら勝ったかだけを見るのではなく、それまでにいくら勝ち、いくら負けて、トータルでいくら残っているかを把握しておきましょう。[/su_highlight]
どんなに少額でも勝ちを確定させ続けていけば、トータルは増えていくはずです。
逆に負けを確定させ続けていけば、合計金額は減っていきます。
- 1回の勝ち金にこだわらず長期的な目線を持つ
- そのためにもカジノの収支管理票をつける
慢心せず、毎回が初めてのつもりでプレイ
賭けの家計簿をつけていくと、これまでの負け分が頭をよぎってしまいがちです。でも、毎ゲームに前回までの負け分を持ちこむのはよくない考え方です。
例として、合計金額で20ドル負けていたとしても、普段は1ドル勝負をしているプレイヤーがいきなり20ドル勝負を始めるのは、非常にリスキーです。
ゲームには徹底して同じ姿勢で臨み、勝ったら即ヤメ。この作業を繰り返し、とにかく勝ちの確定を積み上げていく。
人間、勝てば勝ったで「さらにいけるのでは?」という欲が生まれますし、負けたら負けたでそれを焦って取り返そうとする思いが生まれます。
これがギャンブルの魅力でもありますが、このような挑み方では必ず負けるようにできているものです。その魅力にとりつかれてゲームをプレイするのは危険です。
欲を抑えこみ、勝ちを確定させることを常に心がける。とても難しく忍耐力が必要なことですが、この苦難を乗り越えた者が勝ちに近づける、というのは間違いありません。
また、今回はマーチンゲールを取り上げて説明を行いましたが、その他の賭け方をする手もあります。負けの限界がくるまで賭け続け、勝ったら即やめる。この繰り返しが、勝ちへの近道です。
- 前回の負け分を取り返そうとは考えない。
- ゲームには徹底して同じ姿勢で臨み、勝ったら即ヤメ。
- 欲を抑えこみ、勝ちを確定させることを常に心がける。