Enter キーを押して検索するか、ESC キーを押して閉じます

最終更新: 2023年5月22日

なぜジャック?ジョーカー?カードの雑学について解説

ジョーカー

ここではカードゲームに使われているカードの雑学についてご紹介します。

複数人で遊べるカードゲームにはババ抜き、7並べ、大貧民、ポーカーなど様々なゲームがあり、やったことがある人が多いと思います。

カードゲームには相手のいない時にも遊べるカード占い、ソリティアなどもあります。

普段何気なくカードゲームに使っているカードですが、「ジャックって何?」「ジョーカーって何?」と疑問に思ったことはありませんか?

カードに描かれているジャックやジョーカーについて、またカードが生まれてから今日までの歴史についてご紹介していきます。

カードは中国で生まれた

茶、紙、花火、麺類など、中国から伝わったものはとても多くありますが、カードもそのうちの一つです。

最古のトランプカードは、唐の時代に骨や象牙から作られたタイル状のカードです。

このカードを使った遊びはドミノ、チェス、麻雀、サイコロゲームの代わりとして始まりました。

12世紀に紙が発明されると、中国人は竹、バトン、コイン、数字といったシンボルを描いた重い紙のカードを、混ぜたり配ったりしてゲームするようになりました。

中東でスート・フェイスカードが生まれた

トランプカードはすぐに中国から中東へ広まりました。

するとムスリムたちの間でトランプカードに新たにスートが追加されました。

スートというのはカードに使われているマークのことで、現在トランプにあるスートはスペード・ハート・ダイヤ・クラブ(クローバー)の4種類です。

4つのスートは、当時はコイン・カップ・剣・スティックなどでしたが、時が経つにつれて進化していき、現在のスペード・ハート・ダイヤ・クローバーになりました。

コインは現在のダイヤに、カップはハートに、剣はスペードに、スティックはクラブになりました。

当時のフェイスカードには、キング、クイーン、第二総督が描かれていたようです。

エジプトのマムルーク朝のカードは全部で52枚あり、4種類のスート、カードランクの1〜10の数字、3枚のフェイスカードが含まれていました。

フランスでスートのデザインが定着

joker playing card on brown purse

トランプカードが14世紀にヨーロッパに伝わるまでに、様々なデザインのスートが生まれました。

花、熊、ウサギ、鷹、バラ、猟犬、猪など、その時代の文化の影響によって変化していきました。

スペインやイタリアでは、中東で生まれたコイン、剣、カップ、スティックのスートが引き続き使われていましたが、ドイツでは、ハート、鈴、葉、ドングリなどのスートが生まれ、東ヨーロッパでは、動物、楽器、剣、槍、薙刀などが描かれたようです。

ところが、ファッションでも有名なフランスで、現在のカードで見られるスートのデザインが生まれ定着したのです。

フランスでは当時から、4つのモダンなデザインのスーツが取り入れられていました。

スペード、ダイヤモンド、クラブ、ハートそれぞれのフェイスカードには、実際の歴史的人物が描かれていました。

キング

スペードのK – イスラエルのダビデ王

ダイヤモンドのK – ジュリアスシーザー

クラブのK – アレキサンダー大王

ハートのK – カール大帝(シャルル1世)

ハートのキングの雑学

4枚あるキングの中で、ハートのキングは唯一口髭のない王様です。

また頭に剣が突き刺さっているように見えることから、ハートのキングは「自殺キング」と呼ばれることもあります。

描かれているカール大帝が実際に自殺したわけではありません。

初期のカードではハートのキングは斧を持っていましたが、カードメーカーの印刷ミスによって斧の部分がなくなったことで、王様の頭に剣が突き刺さっているようなカードになったそうです。

クイーン

スペードのQ – アテナ(ギリシャ神話の戦いの女神)

ダイヤモンドのQ – ラケル(旧約聖書のヤコブの妻)

クラブのQ – アルジーヌ(ギリシャ神話の女王)

ハートのQ – ユディト(アッシリアの侵略からイスラエルを救った聖書のヒロイン)

ジャック

スペードのJ – オジェ(カール大帝の騎士)

ダイヤモンドのJ – ヘクトール(トロイの王子)

クラブのJ – ランスロット(アーサー王の騎士)

ハートのJ – ラ・イル(ジャンヌ・ダルクの戦友)

ジャックって?

当時フェイスカードには王、女王、そして王室の召使いが登場していて、この王室の男の召使いのことは「ネイブ(Knave)」と呼ばれていました。

この3人を初めはK、Q、Knと記されていたのですが、1864年にイギリスのトランプ製造業者だったサミュエル・ハートが「Kn」の代わりに「J」の記号を使って記したことがきっかけで「ネイブ(Knave)」が「ジャック(Jack)」として定着したのです。

スペードのエースだけデザインが凝ってる?

スペードのエースはカードの中でもとくに目立つと思いませんか?

他のエースはシンプルなのに対して、スペードのエースだけは大きくてデザインも凝っています。

この理由についてご説明します。

カードゲームが人気になると、ヨーロッパの統治者はより多くのお金を集める機会だと考え、カードに課税しました。

カードのデッキの包装紙にスタンプがされ、さらに各デッキのうち1枚のカードにもスタンプがされました。

これは、包装紙がはがされた後でも税金が支払われたことを示すためです。

1700年代、スペードのエースはデッキの一番上にあったので、スタンプがされる際にはほとんどの場合スペードのエースにされていました。

このことが始まりで、現在でもスペードのエースが一番目立つデザインとなりました。

ジョーカーって?

残念ながら、ジョーカーがどこでどう生まれたのかという確かな理由はわかっていません。

推測では、19世紀後半にアメリカで流行った切り札を必要とするゲーム「ユーカー」に由来してしているのではないかとも言われています。

ですが、このユーカーというゲームの切り札となるカードは「ジョーカー」と呼ばれているわけではなく「バウワー」などと呼ばれていて、デザインも様々に異なっていました。

現在のジョーカーのデザインは道化師(ピエロ)が定番になっていますが、古代エジプトで宮廷の人達を楽しませる役割であった道化師が、キング、クイーン、ジャックと並んでカードのデザインに使われるようになったようです。

ジョーカーとは英語で「おどけ者、滑稽者」という意味があるので、「道化師=おどけ者(ジョーカー)」という流れでジョーカーと名前がついたことも考えられます。

現代のデッキにもジョーカーは2枚含まれていて、大抵の場合は1枚は色付きのジョーカーで、もう一枚は白黒のジョーカーとなっています。

これはジョーカーを使うゲームにおいて、ジョーカーにさらに強弱をつけるためです。

まとめ

トランプカードは何百年も前の骨から作られたタイル状のカードから始まってから、現在のカードになるまで長い道のりを歩んできました。

K、Q、Jはそれぞれ顔や向きも1枚1枚異なっていて、細かいディテールにもそれぞれ独自の物語があります。

次回トランプカードに触れる際には、ぜひ今回のお話を思い出してみてください。

公開済み: 2019年10月4日

翔平 コンテンツマネージャー

1988年生まれ 神奈川県横浜市出身 ヨーロッパのオンラインカジノとスポーツブック運営会社での勤務経験を経て「Best Japanese Casino」の専属ライターへ。 自身もスポーツベットを中心に複数のサイトを利用している現役プレイヤー。 運営スタッフとして、さらにプレイヤーとして両方の目線で様々なオンラインギャンブルサイトを調査、分析し読者の皆さまに分かりやすい記事をお届けしています。 趣味は、サッカーを中心にスポーツ観戦全般とテーブルゲームです。 好きなゲームはブラックジャック。 最近のお気に入りは『Samurai Studio Japanese Blackjack』(サムライスタジオ・ジャパニーズ・ブラックジャック)です。

おすすめのカジノ
Bons Casino ボンズカジノ(Bons Casino)
4.5
当サイト限定5,000円入金不要ボーナス
ボーナスを得る レビューを読む
Casino Secret カジノシークレット(Casino Secret)
4.3
最大500ドルキャッシュバック
ボーナスを得る レビューを読む
Energy Casino エナジーカジノ(Energy Casino)
4.0
30回のフリースピンボーナス
ボーナスを得る レビューを読む
Mystino ミスティーノ(Mystino)
4.4
最大15万円と200回フリースピンの初回入金ボーナス
ボーナスを得る レビューを読む
Live Casino House ライブカジノハウス(Live Casino House)
4.2
最大1,000ドルの初回入金ボーナス
ボーナスを得る レビューを読む
ベストジャパニーズカジノ限定ボーナス!カジノシークレット限定ボーナス