eスポーツ成功ストーリー|16歳で1億越え?75歳のプロゲーマー⁈

eスポーツは急激に人気を高めていて、2019年までには1113億円を超える賭博市場になると予測されていて、2021年には約1,800億円の売り上げを達成すると予測されています。
現在、世界では約3億8,000万人がeスポーツを楽しんでいて、4年後になるとその数は倍になるとも言われています。
eスポーツはここまで人気がある競技なので、その分賞金の額も高くなります。
スキルのあるプロゲーマーになれば、年収も億越えになります。
ゲームをプレイして億単位で稼げるというのは現代ならではで、まさに21世紀の象徴です。
プロゲーマーの平均年齢
プロゲーマーは若い世代が多いですが、年齢はゲームによります。
シューティングゲームなど射撃の腕が必要になるゲームでは若いプロゲーマーが多いようです。
それに対してカードゲームなどになると、シューティングゲームなどに比べて平均年齢も少し上がるようです。
ですが、ほとんど17〜25歳の年齢層に属しているようです。
以下にゲームごとの例をあげてみます。
ゲーム | 平均年齢 |
Super Smash Bros. Melee | 25.2歳 |
CS:GO | 23.4 |
DOTA 2 | 23.5 |
uper Smash Bros. Wii U | 23.2 |
Starcraft | 23.0 |
League of Legends | 21.2 |
それぞれのゲームと平均年齢の関係はこのような感じです。
若い年齢層の多いeスポーツ界ですが、その中でもとくに注目を浴びた16歳のプロゲーマーや、75歳のプロゲーマーについてご紹介していきます。
パキスタンの16歳プロゲーマー

2015年8月8日にアメリカのシアトルで開催されたInternational 2015 Dota 2 Championshipsでは、16歳で最年少のプロゲーマーを含むチームEvil Geniuses (USA) がCDEC(中国)に激戦ファイナルで勝利し、合計6,634,661ドル(約7億5千万円)の賞金を獲得しました。
このInternational 2015 Dota 2 Championshipsは、18,429,613ドル(約20億9千万円)と、これまでのeスポーツ大会の中で一番大きな賞金プールとなったトーナメントでした。
Evil Geniusesの5人チームの中の選手の1人は、なんと16歳と2ヶ月21日のゲーマーで、パキスタンのSumail Hassan Syed / “Suma1L”(写真一番右)という選手です。
彼はeスポーツ賞金1ミリオン(1億1千万円)以上を獲得した最年少のゲーマーとなりました。
また彼はThe Internationalでの優勝者としても最年少です。
このトーナメントでEvil Geniusesが勝利したことによって、“Suma1L”のプロ・ゲームでの総収入は1,639,867ドル(約1億8千6百万円)という莫大な額まで引き上げられました。
“Suma1L”はプロゲーマーとしてのキャリアを磨くために、2014年にアメリカのイリノイ州に移住しました。
2015年2月に中国で行われたDota 2 Asian ChampionshipでEvil Geniusは120万ドル(1億3千6百万円)を獲得しました。
“Suma1L”はこの時もチームの一員として試合に出ていて、当時はまだ15歳でした。
ちなみにThe Internationalの賞金の大部分は、Dota 2 CompendiumがValveの店を通じて販売されたことによる資金から調達されました。
これは民衆から集められた賞金プールの大きな例とも言えます。
平均年齢67歳のプロチーム
若い年齢層の多いeスポーツ選手ですが、スウェーデンには平均年齢67歳のプロチームがあります。
eスポーツでプレイされている代表的なゲームのうちの1つCounter-Strike: Global Offensiveをプレイするプロチームで、「Silver Snipers」というチーム名です。
5人のチームのうち2人は75歳で、他は57歳、62歳、66歳の5人のメンバーで結成されています。
だんだんと実力をつけてきてきたSilver Snipersは、素人のゲームスキルに比べると断然優れています。
この年齢でプロのeスポーツ選手として活躍しているというのはすごいですね。
この5人のおじいちゃんおばあちゃんの孫たちもCounter-Strikeをプレイしていて、みんな応援してくれているそうです。
この5人はもともとビデオゲームをしていたわけではなく、元々は倉庫で働いていたり、接客業、採掘業界のコンサルティング、アーティストなどでしたが、募集広告に応募したことで結成されたようです。
スウェーデンではオンラインカジノも人気ですが、eスポーツがとくに盛んな国です。
そんなスウェーデンなので、このように募集で応募してくるシニアのプロゲーマー達がいるのも納得できます。
結成された当時は、5人のうち誰もCounter-Strikeどころかビデオゲームの経験もほとんどなくて、設定の仕方から狙いの定め方、敵の見分け方まで教わらなければならなかったそうです。
今ではみんな毎日数時間の練習を欠かさずにしていて、月に2回は1日中合同練習しているそうです。
Counter-Strikeの世界一のシニアチームを目指してがんばっているので、その日が来るのも近いのではないでしょうか。
これからもがんばってほしいですね。
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ゲーム好きの人は、ベットして試合を観戦すればより一層楽しめますよ。