中国国内カジノ目的地の「ブラックリスト」制度

 中国当局は海外のカジノを訪れた中国人観光客が危険にさらされる事件が頻発しているとして、カジノに関する「ブラックリスト」制度を設けたことを公表しました。

中国を取り巻くカジノ事情

C:\Users\舞美\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\Content.Word\img_10c4dae81ddea8323a5d2ba89efc27f8266285.jpg

安全に遊ぶオンラインカジノとは?

 中国本土では国営の宝くじを除き、オンラインカジノを含めすべてのギャンブルが違法となっています。現在、カジノが許されているのは、中国の特別行政区であり世界最大級のカジノ都市のマカオに限られています。ただ、そのマカオでは、中国人富裕層が遊戯ではなくマネーロンダリングが目的でカジノを利用するケースが多く、「反腐敗」を掲げる習近平政権の発足後は監視が強化されてきました。結果、お金持ちはフィリピンやベトナム、シンガポール、カンボジアなどに開設されたカジノを使うようになり、大量の資金が流出しています。

中国人と海外カジノ

旅行しなくても遊べるオンラインカジノ

当局は近年の中国人海外旅行者が増えていることについて言及し、「中国と外国との友好交流が増した」とコメントしています。そのうち一部の都市ではカジノをめぐって旅行者の財産とその身体が危険にさらされていると指摘しています。「中国のアウトバウンド市場の経営秩序を乱している」とも述べ、リストに載せた観光地への訪問について制限を加えるつもりだとのことです。都市名は明らかにしていませんが、マニラ(フィリピン)など東南アジアの観光地を念頭に置いているとみられます。